おススメ情報局

気ままな日記と、おススメ情報をお届けします! (たまにおススメでない物も・・・)

教室

タイピングが苦手な生徒、その後

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先日、タイピングが苦手な生徒のご紹介をしましたが、今日の授業では一生懸命に取り組んでいたので、

「タイピングが苦手だと思っている生徒も中にはいると思います。でも、10分以内で打てるタイピングの文字数で成績は付けます。だから、頑張ってください。

でも、それだけだと最初からあきらめちゃう人も出るかもしれないから、努力した分を評価することにしました。

3学期にエクセルの授業をします。

タイピングの文字数を折れ線グラフにします。そこで、伸び率が高い人のグラフには加点しようと思います。

どうですか?」

生徒「・・・・・」

私「現在、1000文字を打てるAくん、君は2倍の2000文字って行けると思いますか?」

A「いや、無理ですって!2000文字は・・・」

私「じゃあ、今200文字しか打てていない生徒が400文字とか500文字って現実的だと思いませんか?」

A「・・・・。全然ありです!」

私「そう。今、苦手だなって思っている人、自分の伸びしろを考えてみて。君たちには伸びしろしかないから。めっちゃ有利な状況を作ってあげるから、あとはそのチャンスをものにしてください。」

その時、生徒の半分くらいの顔が明るくなったのを感じました。


授業の最後に、課題を出して出来上がった順にタイピング練習をしても良いと言ったら、みんなタイピング練習をしていました。


やればできるという体験と、とりあえず苦手な物にでもチャレンジしてみようかなっていうチャレンジ精神を伝えることができればよいなぁって思います。


ちなみに、授業の終わりに先週弱音を吐いていた生徒が私のところに来て

「先生、先週よりも30文字多く打てました!」

と言いに来てくれました。








タイピングが苦手な生徒・・・

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連休明けの授業で、冒頭ではタイピングの練習、その後ワードの項目でした。

ワードといっても、操作だけやるわけではなくどうしても入力にはタイピングが必要になります。

途中、どうしても何名かの生徒の入力が遅くて、入力を待つ状態になったので、大学生に

「悪いけど、遅い生徒の入力は手伝ってもらえないか」

と伝えて、入力を大学生のアシスタントにやらせて授業を進行しました。



授業が終わった後で、入力が遅かった生徒から

生徒「先生、どうしてもタイピングが苦手です。授業についていけないかもしれません」

と相談されましたが、

私「タイピングだけは練習しかないと思う。自宅に練習できるパソコンやキーボードはないですか?」

とお聞きしましたら、

生徒「実は、自分の家はパソコン教室で、環境的には整っていると思うのですが」

私「・・・・」


どうなんでしょ?

私「そりゃあ、練習できる環境があるなら練習してきなさいよ。今のままだと自分が困るよ。タイピングだけはせめて10分間で300文字は打てるようにしておかないと、大学で困るからね」

と伝えました。



お仕事で使わないとか、生活の中で使う機会のない方にまで練習するようには言いません。

でも、まだ高校生で将来どんなお仕事に就くか分からないし、理系の大学に進もうとしているならタイピングの速度は最低限、授業で一人ぼっちで置いておかれる状態にならない程度には打てることが必須だと思うのです。

大半の生徒が入力できて、その一人の生徒のために授業の進度を遅くするわけにはいきません。

そのために授業の最初にはタイピングの練習時間を設けているのです。

その時に真剣に取り組まず、安易にギブアップすることは、私は許しません。



私「タイピングだけは、練習だよ。できないと相談に来る前に、どうしたらできるようになるのかを考えて、その方法が分からないなら、その方法を聞きに来なさい。君にはまだまだ無限大の可能性しかありません。自分を信じてまずはやってみようね。」

と少し突き放すように伝えました。



それにしても、自分の子どもたちを考えると、親がパソコン教室の講師だと思えば、必死になって二人とも練習していたのではないかと思います。

それとも、親に対する反抗なのかな。。。

少し注視しながら、授業を進めようと思いました。



今ならまだ間に合うと、私も自分を信じて。







「元気になりました!」と言われました

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昨日、非常勤講師として勤務している学校での授業が終わり、職員室のタイムカードを押しに行く途中での出来事でした。

廊下で見覚えのある生徒と遭遇。

生徒「あれ?先生!お久しぶりです!覚えていますか?Sです!」

私「覚えているよ。だって、3月まで授業していたじゃない(笑)」

生徒「良かったぁ。」

私「元気だったかい?」

生徒「あ、あのぉ、さっき実はスマホをどこかに置いてきちゃったみたいで、落ち込んでいました」

私「え?!ほんと?今日?」

生徒「はい。。。ついさっきです。」

私「誰かに借りて電話してみたの?」

生徒「はい。。。でも電話には誰も出てくれませんでした」

私「そっかぁ。でも iPhone だったら『探す』機能が付いているし、大丈夫、出てくると思うよ」

生徒「なんか先生に会って、先生の声を聞いていたら、やたら元気になってきました。先生の声って不思議ですね。力が湧いてくるっていうか。。。スマホも出てくるような気がしてきました」

私「なんだい、それ(笑)。でも、信じていれば出てくるから。もしも困ったら連絡頂戴ね」

生徒「はい!」

私「だって、君たちは『運が良い』のだから。」

生徒「そうですね!」



生徒に「元気になりました!」

と言われて、私の方こそ元気になりました。



この生徒、3学期の最初に

「先生!3学期は真剣に頑張ります!」

私「今まで真剣じゃなかったのかい?(笑)」

と言わせた男子学生。

本当によく頑張って、分からないところは私のところに聞きに来て、結果的に情報の成績は10段階評価で見事に『10』を私に付けさせたんです。


インターネット・セキュリティの基本的な考え方

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先日、保守契約をしている会社の社長さんから緊急での対応依頼がきました。

私の会社が保守契約している会社は、小さな会社さんが多いのですが、その代わり何か問題が起きたらすぐに駆け付けるように心がけています。

その日も、お電話をいただいてから3時間後には現場に赴きました。



社長「またこんなメッセージが出て、パソコンから声が聞こえるんだよ」

私「了解しました。修正しますね!」



作業自体は、すぐに終わります。

ブラウザ越しに「不正なアクセス〜」などの文言を表示して、その画面に表示された電話番号に電話をさせようとするものです。


社長「このパソコンに有償のセキュリティソフトを入れた方が良いのかな?」

と言われましたので、基本的なインターネット・セキュリティについての考え方を再確認しました。



まず、いくら高価な有償セキュリティソフトを導入しても、防ぐことができないケースが増えているということです。



例えば、ご自宅に強盗が入る場面を想像してください。

高価な契約で、セコムや綜合警備保障などの保守を依頼したとします。

その契約で安全が守られるのは、外からの侵入盗や強盗の場合ですね。

実は、マイクロソフトのパソコンには、標準装備として基本的なセキュリティソフトは最初からインストールされています。



今回の社長のパソコンの場合を強盗に置き換えた場合は、こうです。

訪問者「(ピンポーン)すみません。宅急便です。お荷物が届いていますが、ご自宅の玄関を開けていただけませんか?」

社長「はい、分かりました。(ガチャ)」



相手はとても巧妙に近づきます。

この場合にセコムだろうが綜合警備保障だろうが、宅急便が来たと思ってご自身で玄関を開けてしまい、侵入されたら防ぎようがありません。

その他にも警察を名乗って電話をしてきたり、携帯電話会社を名乗って電話をしてきたり、通信事業者を名乗って営業を掛けてきたり。。。

いくらスマホにセキュリティソフトを入れていても、電話での詐欺は防ぐことができません。



では、どうすればよいのでしょうか。

まず、ご自身の頭でしっかりと考えることが大切になります。

今、この訪問者は正しいのか、電話の主は正しいことを言っているのか。

パソコンの場合であれば、この画面に表示された電話番号に電話しても大丈夫なのかどうか。

今回の社長のケースでは、怪しい画面は表示されても、電話をしなかったことで被害は全くありませんでした。



最近増えているのが、同じように実在する企業を名乗ってくるメールのリンク先に、アカウント情報を入力させてそのアカウント情報を盗むというものがあります。

「〇〇銀行です。あなたのアカウント情報が不正に使われた可能性があります。こちらのリンクからログインをして不正なアクセス情報を確認してください」

こんなメールは、まず疑いましょう。

メールにあるリンクから行くのではなく、いつも利用しているサイトからログインしてみるなどの対策が必要になります。



結論

インターネット・セキュリティの基本的な考え方は、日常生活にも存在する詐欺などの巧妙な手口を参考に、インターネットであってもセキュリティソフト(他人)任せにするのではなく、ご自身の頭で正しい情報をきちんと判断することが大切なのです。






アカウント情報のIDとPWは毎年確認しましょう

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現代では、多くのサービスにアカウント情報が必要になりました。

皆さんはそうしたアカウント情報の「ID」「パスワード」を全て把握できていますか?



私の授業では、毎年この管理帖を作成して更新しています。

大切なのは、毎年それらのサービスにログインして、正しく動作しているかどうかの確認と、新たに必要となった情報がないかどうかの確認です。

例えば、以前なら許容範囲だった脆弱なパスワードも、今では再設定をしなければならない、ということもあります。

なので、毎年確認と更新が必要だと思うのです。


そして、それらの情報を一覧で管理できるように、一カ所にまとめておきます。

そうすることで、万が一の時にはデジタル遺産が不明になることを防ぐことができます。



そのように授業していると、毎年のようにアカウント情報が増えてきているのを実感します。



皆さんは、大丈夫ですか?



プロフィール

キリマンジャロ

「パソコン教室」と「PCサポート事業」を経営。
仕事では愛車のバイクで駆けつけます。
趣味はツーリングと、軽登山。
町内会長もやってます!

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