おススメ情報局

気ままな日記と、おススメ情報をお届けします! (たまにおススメでない物も・・・)

情報教育

ワードが道具になった瞬間

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私立高校の非常勤講師をしていますが、先日、奇跡のような出来事がありました。

私にとっては奇跡のようなことですが、もしかしたら、皆さんにとっては当たり前のことかもしれませんが。。。



ワードの授業です。

先日まで、ポスター作りの授業をしていました。

さて、提出課題です。

「文化祭のポスターなど、題材は何でも良いので、ポスターを作成して提出してください」



生徒たちの中には、何をどうして良いものか迷っているという生徒も多かったみたいですが、大船教室から私同様に非常勤でその日を担当したT先生が機転を利かせて

「何でも良いですよ。例えば、好きなものとか欲しいものとか・・・」

これ、とっても重要です。

生徒たちの目が輝いた瞬間かもしれません。



私が担当した日の生徒たちの様子はと言えば。。。

「先生、この画像をこうしたいのですが、どうすればよかったのでしたっけ?」

「先生、ここに文字を打ちたいのですが、やり方を忘れてしまいました」

「先生、この文字を縦書きにしたいのですが」

忙しい、忙しい。

でも、生徒が自分たちの仕上げたい方向に進み始めましたよ。

ワードを道具として使うために、使い方を知りたがっています。

これ、チャンスですね!!



生徒たちの間を駆け回りながら、

「これは、〇ページでやったと思うから、そのページを見てごらん」

「これは、テキストには載っていないけど、こうしてみたら?」

「あー、この発想はなかったよ。すごいね!」

「へぇー、バイクに興味があるの?」

「その色の組み合わせ、素敵な組み合わせだね!」



生徒たちの目が輝きに変わる瞬間にたくさん立ち会うことができました。

知りたいから質問する、自分たちから向かってくる、知識欲

ワードの使い方を通り一遍教わったからって、それが何?

ワードを道具として意識した瞬間の、目の輝き。



スゴイ経験をさせてもらっています。

「大変!」と言えば大変なのかもしれませんけど、このくらい大変なくらいじゃないと、こんな達成感は得られないかも。

T先生にも、ふと発案したK先生にも、生徒たちにも、大感謝!

みんな、ありがとう!



タイピング練習

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やはり、いくら音声入力が発達したとしても、キーボードのタイピングが早いということは絶対的に有利になると思います。



理由1
音声入力のご経験がある方はイメージできると思うのですが、うまく音声入力しようと思えば、大きな声を出すか、周りに人がいない環境もしくはヘッドセットが必要になります。

理由2
音声入力のスイッチを入れる必要がある

理由3
音声入力は、考えながらの入力には不向き。タイピングは、考えながら文字を入力するのがとても自然な速度。



以上の理由で、私は当分の間はタイピングが早いことは有利だと思うのです。



その前提で、現在、高校では「タイピング練習」の時間が設けられています。

授業の冒頭、10分間。

せっかくなので、私が担当する時には生徒に、目標の文字入力数を書かせています。

目標に届かなくても良いのです。

でも、目標設定することが大切だと考えます。

やはり、この数か月でかなり上達してきた生徒が増えました。

生徒からは

「10分間で、どのくらい入力できると良いと考えますか?」

と聞かれることも出るようになりました。

個人個人で、自身の記録を越えていくことが大切だと思いますが、一つの目安としては、10分間で最低500文字です。

早い生徒は、10分あれば900文字程度は入力できます。



タイピングが遅い生徒からは、コツを聞かれることもあります。

早い人と遅い人とを見ていると、決定的に違うのは、手の動きに無駄があるかどうか。

手は、なるべく浮かせないこと。

手首辺りでしっかりと机などに固定しておくこと。

あとは指の動きだけでキーボードを叩けるように、指にキーボードを憶えさせるまで練習することです。

そして基本は、ホームポジションをしっかりと覚えさせること。

決してキーボードに目線が行かないようにして、キーボードを見なくても正しいキーを打てるように。

これら、練習あるのみですね。



もしも、キーボードの練習をされている方がいらっしゃったら、参考にしてみてくださいね。





さすがの現役先生の対応

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先週、テスト前だからという理由で「情報」の授業は自習でした。

個人的に納得はしていませんが、学校の方針らしいので、それはそれで大人の対応をしなければなりません。

自習時間の監督として、先週は従事していたわけです。

でも、これも新しい経験と言えば新しい経験なので、発見はあるわけです。



で、その自習の監督をしていた時に、対応に困ったことがありました。

実は、授業の最初に出欠を取るのですが、その時に欠席者の名前を確認して自習時間が始まりました。

その後、念のために教室に在室している人数を確認したのですが、どうも数が合いません。

何度も何度も、数えますが、やはり一人足りません。

どうやら、一人エスケープしてしまったらしいのです。



すぐに、クラス委員長に

「何度も確認しているけど、どうしても人数が合わない。どういうことなんだろうか」

と確認してみましたら、

「あー、〇〇がいませんね。あいつ、すぐいなくなるんですよ」

とのことでした。



一応、授業の最後までに帰ってくることを願いつつ、戻らない事実は消えず、でも出欠を取った時点では在室していたので、今週、担当の現役先生に報告しました。

すると、

「事実なら、呼び出しになりますね。大事にはしたくないので、任せていただけますか?」

とのことでしたのでお任せいたしました。



今週になり、そのクラスの生徒が来ました。

エスケープしていた女子生徒もいます。

通常通り授業が終わりました。

現役先生のお手並み拝見です。



先生「〇〇、ちょっと来い」

生徒「・・・はい・・・」

先生「先週な、自習だっただろ。その時間、ちゃんと教室にいたか?」

生徒「すみません。体調が悪くて保健室に行っていました・・・」

先生「そうか。ちゃんと行く前に先生に言ったのか?」

生徒「・・・いいえ」

先生「そうか。分かった。そういう時はちゃんと言わなきゃダメじゃないか。」

生徒「・・・はい。気を付けます」



ここまでは、予想の範疇でしたが、その後

先生「キリマンジャロ先生な、いなくなってすごく心配してたって。」

生徒「すみません!」



私は心の中で

(いやいや、私が心配していたのは自分のこうしたときの対応と、そのあとの生徒の処分なんだけどな・・・)

と思っていましたが、この現役先生、さすがですよね。

生徒には「ちゃんと見ているからな」という気持ちを持たせつつ、

それは「心配しているからだぞ」という、あくまでも生徒に寄り添う言葉で

しかも「キリマンジャロ先生が心配していた」と、監督していた私の立場にも配慮したしかり方でした。



現役の先生は私よりも若いです。私から見ると、授業の知識的にはやや不足している部分も、物足りない部分もありますが、でもでも、やっぱりこうした対処はさすがでした。

いやー、K先生、さすがです!















来週は自習!?

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高校の授業を担当して、1か月半

そろそろ中間試験のシーズンです。

でも、私の担当する「実用情報実習」には、中間試験がありません。

評価は、普段の授業態度と時々行なっている小テストを総合して判断するそうです。

評価する側としても、昔のような相対評価ではなく絶対評価なので、よほどのことがない限りは難しくないそうです。



とはいえ、中間試験シーズンで学生たちは試験に向けて勉強したいらしく、担当の先生は

「来週は自習にします!」

と発表していました。



で、担当先生

「キリマンジャロさん、来週の自習の監督だけしておいてください」

とのこと。



え?!

来週は自習。

その監督って、何もしないってことかな?

まあ、私としては大した仕事ではないので逆に給料をもらうのが悪いくらい。

自習で成り立つ授業っていうのも少し納得できないけれど、自分が学生の頃を思い出すと、試験期間中に試験とは関係のない科目で自習は少しうれしいかも。



というわけで、週明けの授業は、自習の監督に行ってまいります!!





何気なく使っていた便利なショートカットキー

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普段、私たちが何気なく使っている便利なショートカットキーも、知らない方から見るととてもすごいことのように感じるらしいです。

その一つが、今日の高校の授業で何気なく使ったもの。

「Alt」キーを押しながら「tab」キーでアプリケーションを切り替える方法でした。



ご存知の方は、すっ飛ばして構いません。本当に。

でも、割と使っていない方が多いみたいで、自分の教室に戻ってからお話ししてたら、弊社スタッフでも知らないという声があったので。



いやー、本当に何気なく使っている便利なショートカットキーって、存在するんだなって実感しちゃいました。

そういえば、誰に教わったのかもすでに覚えていませんけれど。。。



ちなみに、「Alt」キーは、「オルト」キーって読みます。




プロフィール

キリマンジャロ

「パソコン教室」と「PCサポート事業」を経営。
仕事では愛車のバイクで駆けつけます。
趣味はツーリングと、軽登山。
町内会長もやってます!

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