
先日、タイピングが苦手な生徒のご紹介をしましたが、今日の授業では一生懸命に取り組んでいたので、
「タイピングが苦手だと思っている生徒も中にはいると思います。でも、10分以内で打てるタイピングの文字数で成績は付けます。だから、頑張ってください。
でも、それだけだと最初からあきらめちゃう人も出るかもしれないから、努力した分を評価することにしました。
3学期にエクセルの授業をします。
タイピングの文字数を折れ線グラフにします。そこで、伸び率が高い人のグラフには加点しようと思います。
どうですか?」
生徒「・・・・・」
私「現在、1000文字を打てるAくん、君は2倍の2000文字って行けると思いますか?」
A「いや、無理ですって!2000文字は・・・」
私「じゃあ、今200文字しか打てていない生徒が400文字とか500文字って現実的だと思いませんか?」
A「・・・・。全然ありです!」
私「そう。今、苦手だなって思っている人、自分の伸びしろを考えてみて。君たちには伸びしろしかないから。めっちゃ有利な状況を作ってあげるから、あとはそのチャンスをものにしてください。」
その時、生徒の半分くらいの顔が明るくなったのを感じました。
授業の最後に、課題を出して出来上がった順にタイピング練習をしても良いと言ったら、みんなタイピング練習をしていました。
やればできるという体験と、とりあえず苦手な物にでもチャレンジしてみようかなっていうチャレンジ精神を伝えることができればよいなぁって思います。
ちなみに、授業の終わりに先週弱音を吐いていた生徒が私のところに来て
「先生、先週よりも30文字多く打てました!」
と言いに来てくれました。