生徒さんと雑談している時に、案外、皆さんがご存じなかったので。
あの、投票用紙、用紙って書いてありますが実は「紙」ではないんですよ!
あれ、原材料はポリプロピレンという樹脂でできています。
樹脂なのに、書き味が良いですよね。
樹脂を引き延ばすときに小さな穴ができて、そこに鉛筆の芯が削れて入り、よい具合に濃く書けるらしいです。
何のため?
投票箱に入れた瞬間に開くためです。
だから、いくら折りたたんで投票箱に入れても、中ではちゃんと開いていて、開票の時に一枚一枚を平らに伸ばす必要がないのです。
しかも、水にも強いので汗などで濡れてしまってもよれてしまったりしないんですよ。
その代わり、くっつきやすいので、投票では2枚配布してはならないから必ず10枚ずつ束になっているのを、1枚ずつ確認しながら並べてから手渡ししているのです。
つるつるしていて手触りも良くて、書き味も良い投票用紙が、実は樹脂でできていたって、すごいですよね。
アメリカの大統領選挙にはどんな素材が使われているんでしょうね。
きっと、日本の投票用紙は世界でも一番進化しているんじゃないのかな?(知らんけど)