
今朝、ワイドショーで
「日本の個人が所有している金融資産が狙われている」
という内容で専門家がお話ししていました。
これは、昔のようにウィルス感染でデータが盗まれるとかそういう次元ではありません。
むしろ、有料のウィルス対策ソフトを入れて安心してしまっている個人が、狙われたときに一番脆弱な気がします。
なぜなら、ウィルス感染したメールなんて最近はほとんど見かけることはなく、ほとんどがフィッシング詐欺のメールに変容しているからです。
詐欺のメールは、いろいろな口実を告げて、主に偽のサイトに誘導してその人(サービス)のIDやパスワードを入力させる手口なのです。
これによって、ネットで株取引などをしている人に成りすまして、高い株を全て売却して安いクズのような株を次々と高値で購入、その結果その安い株が値を上げたら、安い株を元々大量に持っていた成りすまし犯が高値で売却、結果的に残ったのは成りすましで乗っ取られた日本人の手元には本当に価値のない株だけ。。。
今までであれば、そうした偽のサイトに誘導するメール本文は、日本語という類まれなセキュリティソフト(?)によって守られていましたが、今や生成AIの進化によって、ごくごく自然な日本語に生まれ変わってしまっているので、だまされる人が急増しているそうです。
では、対策が無いのか?
私は、一つの答えとして「Gmail」の活用があるのではないかと考えています。
Gmail のセキュリティ機能を利用して、こうしたフィッシング詐欺メールを排除してもらうのです。
それには、まず一つだけGoogle アカウントが必要になります。
Gmail 取得後は、プロバイダーメールやドメインメールをGmail に登録してしまえばよいのです。
私も、レンタルサーバーを介してドメインメールを利用していますが、どうしてもすり抜けてくるメールがとても多いです。
Yahoo!メールもダメ。
やっぱり現時点では、Gmail 越しにメール受信するのが一番安全だと思います。
これ、案外知らない人が多いので、やっていない人がいたら教えてあげてください。
もしもご存じなかったら、ぜひ教室でお聞きくださいね。
Gmail は今や世界で一番セキュリティが高いのではないかと思いますので、おススメです。