
昨日のサポート事例より
20時過ぎに、生徒様よりSOSが入りました。
この生徒様は、時々分からないことがあった時にだけご予約いただき、15分1100円のプランをお使いになる方です。
ある程度は分かるという方には、こうしたワンポイントレッスンが使いやすいようです。
主に、お仕事でお使いになるエクセルシートの関数や、VBAなどのご質問を頂戴することが多いです。
なので、意外なSOSだったのです。
生徒「自宅の光回線を、『ソ〇トバンク光』から『ド〇モ光』に替えたのですが、機械を入れ替えるだけだと聞いていたのですが、なかなかつながりません!」
私「接続は説明書通りですか?」
生徒「多分、大丈夫だと思うのですが、見てもらえませんか?」
というわけで、バイクを走らせて。。。
ご自宅で、まずは配線のチェックとそれぞれの機器の再起動をします。
外部からは、ONU --- ルータ型モデム(Wi-Fi内蔵) --- PC となっており、PCは有線LANで接続されています。
撤去されたモデムは、ソ〇トバンク専用のモデムでした。
生徒「以前は接続しただけで乗り換えができたので、今回も同じようにしたと思うのですが・・・」
確かに、接続は間違えていません。一カ所を除けば。
その一カ所は、電話ケーブルをLANコネクタに接続してしまっている点ですが、大きな問題にはならないはず。
ONUの再起動後のランプの状態は、問題なさそうです。
ただし、光ケーブルを束ねているのですが少しRがきついです。光ケーブルは中にグラスファイバーが入っているので、折り曲げには弱いです。
ド〇モから届いたというルータ型モデムは、なんとバッファロー製。(そんなことあるんだぁ)と思いつつ、
私「この回線契約は、どちらでされましたか?」
と質問してみました。
生徒「港南台のノ〇マです。」
私「契約書の類を全部お出しいただけませんか?」
念のために契約や回線切り替えに関する説明書が無いか、確認しました。
生徒「これだけだと思うのですが・・・」
まあいい。やってみよう。
接続してみると、案の定、バッファローの初期画面が出てきました。
モデムに記載されたPWで設定画面に入ると、どうも接続が自動でできていません。
画面には、「IPv6 は接続に10分ほどかかります」と表示されます。
そこで、まずは10分放置。
その後、まずはGoogleの画面を表示します。(おっ!接続できた)と思いつつ、次にYahoo!を検索。
検索結果は出ますが、肝心のYahoo!の画面は表示されません。
これは、IPv4がつながっていないということですね。。。
バッファローの接続画面には、「IPv4 接続にはPPPoEの接続情報を追加設定するように・・・」と書かれていました。
私「念のために、もう一度契約書類がこのほかに無いかご確認いただけませんか?」
生徒「はい・・・・・ あ!これですか?」
はい。正解。
IPv4 の欄には接続IDと接続PWがかかれています。まあそうですよね。(笑)
このIDとPWを入力して、再度、接続!!!
無事に「成功!!」と表示されました。
この辺りの「IPv4」とか「IPv6」とか書かれていても普通の人には理解できませんよね。きっと。
ちゃんと説明して欲しいなぁ。。。
じゃあ、なぜソ〇トバンク光のモデムは何も設定しなくても繋げば使えたのか。
それは、予め接続情報を設定した専用のモデムをお客様にお渡ししているから。
どうしてド〇モ光も同じように接続設定をしてお渡ししないのか。それは既製品で高性能かつ安価なバッファロー製を選択したから。
その差を埋めるために書面を出しているけど、そんなの誰ができるんだろう。。。
というお話しでした。