098912


昨日は、町内会の役員会でした。

会議が始まる前に、一人の役員から

「班の中で高齢化が進んでいて、次の班長が回ってきたら、班長を引き受けられないって相談されたんですけど」

とご相談されました。

ひとまず、

私「解決策を一緒に考えましょう。高齢化の問題は、これからどの班でも起きる問題だと思うから、解決策を考えておくことが必要ですね。」

で、具体的に何が大変なのかを聞いてみると

1.班長は広報の配布物を集会所に取りに行かなければならないが、10軒分の配布物はかなり重いから持って帰ることができるか不安。

2.持ち帰ったとて、それを各戸配布しなければならず、1軒1軒を回ってポスティングするのが大変。

とことでした。



その後、役員会が終盤に差し掛かり、来年度の予算編成などのお話しになった時にふと、ある考えが浮かびました。

私「中学生のYくん、もしも高齢化が進んだ班があって、その班長さんの広報配布物をお届けして、ついでに10軒分くらいのポストに月に一度だけ入れるという作業があったらできそうですか?」

と中学生役員のYくんに問いかけてみました。

すると

Yくん「できなくはないと思いますが、、、」

私「問題は、手で運ぶのは大変だからだよね。急坂とかだと自転車も電動のがあれば楽だけど」

Yくん「自転車があれば、運びます!」

私「じゃあ、一緒に手伝うから提案書を作ろう。電動のかっこいい自転車を町内会で買おうか。その代わり、その自転車は町内会の物だから町内会の名前を入れて、荷物を運ぶためだから、大きめのカゴを付けるよ」

Yくん「買ってくれるの?それならやりたい!」



うん!

学生の活躍する場面はここだろうな。

モデルケースでご相談いただいた班を選んで、実施してみよう。



これからの町内会の運営は、常に「高齢化」という問題を抜きにしては何もできません。

一つの解決策として、今いるメンバーで知恵を絞って解決策を提示して、良い仕組みだったら、次はその仕組みを継続する方法を考えなければ!

少しだけ、明るい未来が見えた瞬間でした。