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私は、事業者で体面的に有料のウィルス対策ソフトが必要な場合を除き、個人使用のパソコンには「有料の」ウィルス対策ソフトは不要だと思っています。


だって、Windows パソコンには無料で「Windows セキュリティ」が標準装備されているのだから。

これ、案外ご存じない方が多くて驚くことが多いです。

そもそも、なぜそう思っている方が多いかというと、おそらくパソコンを購入する家電量販店でススメられるのと、ほとんどのPCメーカーが1〜2か月間は無料になる有料のウィルス対策ソフトをバンドルしてしまっているからだと思います。

私が個人のお客様にご購入していただく時には、まずこの「有料の」ウィルス対策ソフトを外すところから始めます。

今は、ウィルスとして攻撃されてもほとんどの場合「有料版」と「無料版」との差がわずかで、被害があった方のほとんどの場合は、フィッシング詐欺被害など、ウィルス対策をしていても関係ないケースがほとんどなのです。



例えると、ウィルス対策とは、自宅への強盗を防ぐための対策です。

施錠は当たり前。

なんなら、有料版はセコムとか警備保障とかそうした会社と契約するようなものです。

でも、最近のフィッシング詐欺って、宅配業者を装って呼び鈴を押して、宅配業者だと思って玄関を開けたら、その業者を装った犯人が、安全靴を玄関の隙間に入れて締められなくして、家の中に侵入するようなもの。

だから、セコムとか警備保障とか呼んだり施錠以前の問題なんです。


もちろん、施錠しなくて良いっていう意味ではなくて、そもそも最低限のセキュリティは標準装備されていますよっていう話しです。

スマホも一緒。

その代わり、アップデートは定期的にお願いしますね。



おススメです。