25115436


インターネットの世界は怖いですよね。

このように書くと、

「詐欺が怖いのですよね!」とか

「ウィルスに感染して、パソコンが乗っ取られる?!」とか

「ネットバンクからお金を取られたり、クレジットカード決済が危ないの?」とか

いろいろなリスクが挙げられそうですね。



でも、インターネットを利用していて、一番怖いと思う瞬間は人によって違うと思うのですが、私の思う本当の怖さとは、「ネットバイアス」ではないかと思います。



インターネットの世界は、とても多くの情報にあふれています。

情報を検索したり次々と表示される情報をついつい深追いしていけば行くほど、バイアスがかかってしまう性質があります。

例えば一つの情報、事実を見たとして、それに対する反応はどうしても、自身が共感できそうな意見を多く読んでしまうからなのです。

テレビなどのマスコミ情報も、新聞も、その会社の姿勢が大きく記事に反映する傾向があります。

そこで、新聞ではなるべく多くの記者の意見を読む必要があります。

どちらかというと、政権与党寄りの新聞とか、野党寄りの新聞とか、分類されるのもそうしたことから出てきます。



インターネットの世界の怖いのは、それが自分の意識とは異なる次元で、知らず知らずのうちにあたかも「洗脳」されているかのように気付かないことです。



では、どうすればよいのかというと、私はネットの意見よりもリアルの意見をなるべく多くの方からお聞きするように心がけています。

例えば、授業をさせていただいている生徒さんに、休憩時間で気になっている話題を振ってみるとか、スタッフに何気なく話しを振ってみて、反応を見たりしています。


それでもリアルの世界では、同じような価値観を持つ人たちが仲良くなるので、多様な意見に耳を傾ける意識を強く持たないと、真実とは離れてしまうこともあります。



先日、サッカーの試合で負けたプロチームの監督が、大学生を批判したそうです。

この事実も、両方の立場を選んでネットの反応を見てみないと、どうしても偏ってしまいそうです。



生徒さんから、「農協って潰れちゃうの?」「銀行は大丈夫かしら?」とか聞くと、こうした意見を誰かがどこかでまことしやかに語り、それを信じてしまう人が出てきて、結果的に取り付け騒ぎが起きて、恐慌になるなんてストーリーまで見えちゃったことがありました。



皆さんは、フラットな立場で、公平に物事を判断する努力をされていますか?

誰かと意見が異なっていたら、一度立ち止まって、自身の考え方が正しいのか、振り返るキッカケにしてみてはどうでしょうか。



つくづく、インターネットの世界とは、怖いものです。