
「沖縄の出張って、観光でしょ?」
という勘違いをされないように、そして観光旅行をカムフラージュするかのように、しっかりと勉強もしてきました。
普段はパソコン教室で生徒様に最先端の情報などを教えるという立場ではありますが、私たちにも得手不得手が存在しております。
今回は、最先端のAI事情をお聞きしつつ、実際に触って、しかも成果を出してしまいましょうという、贅沢なカリキュラムとなっておりました。
AIとは、人工知能のこと。
そして、AIが進化すれば人間の職が奪われるとか言う人もいらっしゃいます。
本当?!
そんな視点も交えつつ、AIの活用方法として「パソコン教室が今後異業種と協業して提供する新しいカリキュラム」について考察するという課題を、グループに分かれて実践してみました。
率直な感想は、やはりAIといえども現実社会と同様、無課金で利用できるAIよりもきちんと課金されたAIの方が答えるまでの時間も早いし、正確に回答してくれます。
この辺りは「世の中、お金次第」というのは実感しました。
また、質問の仕方によって回答が変わるので、グループに分かれて課題に取り組んだ場合、グループごとに質問が少し変わるし、なんなら回答の中から取捨選択する感性も違うため、答えはどんどん離れていきました。
感覚的には、むかーし中学生の頃にやった「こっくりさん」のようなイメージでした。
ある程度までの答えは、質問者の頭の中にぼんやりと存在しており、AIはそれを具体的な言葉で提示してくれる気がしました。
でも、このぼんやりと存在してる言葉を具現化するというのがすごいなーって思うのです。
だから、AIは仕事を奪う存在なのではなく、仕事に役立つ相棒と思えばよいのでしょう。
そして、課題について深堀していけばしていくほど、グループの答えが離れていく傾向がありました。
これは、いろいろな側面から物事をとらえようとする場合には、有効な手段だと思います。


最後に発表の時間です。
今回の沖縄研修旅行にご参加されたメンバーは、全部で16名でしたが、おもしろいことに男女比が半分ずつでした。
私たちパソコン教室の経営者って、もしかしたらメッチャ「ジェンダー平等」な感じでしょうか。
お互いにそれぞれ信頼し合っているし、思いやりがあって、本当に素敵な仲間達だなって思いました。
ご参加されたメンバーと、企画してくださった委員会のメンバー、そして現地で準備をしてくださった沖縄の喜納先生に、感謝です。
ちゃんと勉強もしたよっていう報告でした。