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人間の姿勢は、健康状態にも大いに関係します。

スタイルが良いと、それだけで健康そうに見えるし、若く見られると思います。



さて、人間にとっても大切な「スタイル」ですが、パソコンのワードにも「スタイル」という機能があるのですが、ご存知ですか?



すでに使いこなされている方もいらっしゃるとは思いますが、昨日はそんなレッスンでした。



法律関係のお仕事をされており、条文や規約などを作成していて、ご自身ではいつも時間をかけて一つ一つをスペースなどで調整して文頭を揃えていらっしゃったとのことですが、今回は、なかなかそれが整わない書類があるので見て欲しいとのことでした。

できている文書を修正する必要があり、元のデータはご自身で作成したものではないとのこと。

細かくお聞きすると、文の先頭をもう少しだけ右に寄せたいとか、文章の始まりの位置よりも次の行からは少し右に寄せたいなど、多くのご希望をいただきました。

データを拝見すると、そのデータはワードで作成されたものでした。

「スタイル」がバッチリと設定されており、そこを調整するだけで修正が完了しました。



すると、

「このワードの『スタイル』って何なんですか?」

とのご質問。

簡単に言うと、段落に設定されている書式をまとめて、それ全部に名前を付けて保存しておいて、後から一つ一つ設定することなくまとめて設定することのできる機能です。

「スタイル」を使えば、後からの修正も簡単で、適用した箇所は全て、元のスタイル書式を変更すれば同じ書式を適用されます。

特に文字数の多い書籍やこうした条文や規約、テキストなどを作成している人はほぼ必ずと言ってよいほどご利用されている機能なので、タブも一番使われる〔ホーム〕タブに用意されています。



こうした「スタイル」を使いこなすことで、効率的な文書作成ができますので、ぜひ覚えておきたい機能です。



皆さんは、ご自身のスタイルはもちろんですが、ワードのスタイル機能にも気を付けていらっしゃいますか?