先日、教室あてに詐欺の電話がかかってきました。
傾向が新しくなっていますので、ぜひ覚えておいてください。
今回の詐欺の電話では、
「以前にフレッツ光の『にねん割』のお申し込みをしていただいてありがとうございます。」
「その時のご担当者様はいらっしゃいますか?」
です。
弊社は、そもそも『にねん割』の申し込みをしていません。
先日の9月末で『にねん割』が終了したことに起因して、こうした詐欺の電話をしてくるのです。
目的は、フレッツ光のご契約者を対象に、転用番号を取って「光コラボレーション」という電話回線の契約を別会社に契約変更することです。
授業で、そんなお話しをしていましたら、生徒様から
「そういえば、覚えのない業者から『2年前に屋根の修理をさせていただき、ありがとうございます』という電話があった。屋根の修理なんてしていないのに」
というお話がありました。
ということは、今回の傾向の中で
● 何年か前に一度お世話になった業者です、と名乗る。
● この言葉によって、相手の警戒心を解こうとしている。
のです。
そこで、まずは記憶をきちんと再確認しましょう。
本当にそうした工事をした業者なのか、覚えてれば幸いなのですが、私自身も最初、
「あれ?そうだったかな?」
と思うくらいに自然な会話をしてくるので、十分に警戒してください。
まず、電話でのこうしたお話しの場合には、セールスを疑う癖をつけましょう。
こんなお話しを聞くと、固定電話って一体、何のためにあるのだろうか?
と考えさせられます。