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ワイドショーを何気なく見ていましたら、

「タクシー業界は、インバウンドの活況に対して運転手の確保ができず、タクシーはあるのに稼働できない」

という問題を取り上げていました。

これ、ある意味では正しいのかもしれませんが、そもそも根本的な解決をするならちょっと違う観点から取り上げないと、と思った次第です。



1.そもそも、ドライバーの将来性について語る必要があるのでは?

まず、若者がこうしたドライバーに対して夢を持てる環境なのか、について語られなければなりません。

これだけ、自動車の自動運転化が言われている現状で、まず一番最初に淘汰される職業として「ドライバー」を取り上げる一方で、人手が足りない、という報道をする無責任さ。

それならば、自動運転化が進んだ将来、その人たちがどんな境遇になるのかを考えてあげなければならないと感じます。

自分の親族が万が一こうしたタクシーやバス、トラックのドライバーになるというとき、どのようなアドバイスをするのでしょうか。



2.そもそも、ウーバーのような営業を許可してこなかったタクシー業界の責任についても触れていかなければならないのでは?

タクシー業界は、自分たちの業界を守るために、世界的に便利とされている「ウーバー」の進出を拒みました。

それなのに、コロナ禍では人を切り、今度はその伸び縮みする需要に対応できなくなったら、人手不足だと言います。

単純にタクシー業界は被害者ぶっているだけでよいのでしょうか。



3.運転の自動化実験のための規制をもっと緩めて、ある程度の実用実験を許容する法整備をしないと、最終的には日本車以外の自動運転のタクシー、バス、トラックだらけになりはしないか。

これから高齢化を迎える日本において、ある程度のリスクを取ってでも、運転自動化の実証実験の環境を整えていかないと、気が付いた時には日本車は全くないという事態になりかねません。

高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故のリスクと、運転自動化のリスクと、そろそろ天秤にかけてみる必要があるように感じます。

むしろ、将来を考えたら、日本の企業による公道実験を許容して、実用化を後押しする法整備が必要だと感じました。



雑感でまとまりはないですが、タクシーのドライバー不足を伝える情報番組を見ながら、矛盾したことを考える自分がいました。



でもね、ドライバーに全く将来性がないとも考えられない私もいます。

工場の自動化ロボットのためには、熟練した職人たちがいてこそプログラムできたという事実もあるので、熟練ドライバーの役割も必要だと思っています。