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新型コロナウイルスの感染者数が、毎日発表されるようになってから数か月。

本格的に経済活動の打撃が大きく取り上げられてきています。



もちろん、新型コロナウイルスに感染しないように対策を施さなければならないのではありますが、ちょっともう一度冷静になる必要がないだろうか。



比較するとすれば、インフルエンザ。

新型コロナウイルスと同じように感染者数で比較するとするならば、今年の冬はインフルエンザの感染者が大幅に少なかったというニュースを耳にしたことのある方が多いと思います。

厚生労働省のホームページに、2019-2020シーズンの週ごとの感染者数データがあります。

このデータを見ると、新型コロナウイルスの感染者数はまだまだインフルエンザ感染者数には遠く及びません。

ましてや、日本人は死亡率や重症化率がインフルエンザよりも少なく、他国のデータもそれほどあてにならないような状況です。



テレビのワイドショーでは、世の中の不安を煽るかのような演出がとても多いです。

そこで、そろそろ「無症状の感染者」を除く、「重症者数」や「死亡者数」の発表に変更してみてはどうだろうか。

このままでは、本当に経済が破綻します。

正しく怖がり、正しく対応しませんか?

もちろん、無症状であったとしても感染予防を否定するものではありません。

ただ、沖縄の緊急事態宣言やお盆の観光地、もしくは帰省の状況などを見ていると、交通機関や観光業、そしてそれらに付随する全ての事業者への影響が計り知れないと、恐怖以外の何物でもありません。



今の、やみくもに無症状患者の感染者数を発表する行政やテレビなどのマスコミのやり方に対して、疑問を呈したいと思います。

感染者の数だけが独り歩きしている今の状況から、もう少し社会全体の活動を考えた発表や報道の在り方を望みます。

ちなみに、新型コロナウイルスのワクチンや特効薬は、「風邪の特効薬がない」のと同じように、おそらく難しいのではないかと言われています。



最近の状況が少しヒステリックに感じたので、少し冷静になるようにしませんか?

このままでは、ただ生きるために生かされている「家畜」のようです。

人間は、もう少し社会性のある動物だったのではないのだろうか。

食事は、人との距離を置いて黙々と食べるよりも、おしゃべりしながら笑顔を見せて楽しく食べたいものです。